血縁の壁をこえて。

12月7日 晴れ
朝、実家・川越。
泊まっていた母の姉と息子が帰った。
そして葬儀屋と次なる打ち合わせ。
四十九日の準備である。
また清算等のことなど。
それから父の死後必要な手続きなどだ。
午後からはまたいろいろ
その後の話し合いや説明を受けたりした。
いろんなことがひと段し、
近所に挨拶に行ったり、
クリーニングに預けていた拙者の
モンゴルジャケットをとりにいった。
見違えるほどにきれいになっていた。
実家のすぐそばの米屋は
その場で米を選んで精米してもらえる。
精米したての美味しい米が
食べれるわけである。
10日に北海道へ帰るつもりである。
いろいろ父を想う日々を送る。
拙者には、おじいちゃんもおばあちゃんもいない。
母も子供時代になくし、
父もなくなった。
父の再婚相手である今の母が残った。
僕らをつなぐ父はもういない。
父はきっと願っている。
自分がいなくても、母とわれわれ兄弟が
血縁がなくても親子として
つながりを持って助け合って
生きて行けることを・・・!!
拙者は当然のように信じている。
たとえ離れ離れであっても
母がいつまでだって
母で居てくれることを。
父に一度でもうれし泣きさせて
あげたかったなぁ。
ニンニン。