中学校でゲル作りを教える!!

ゲル

2月28日 晴れのち吹雪
やること沢山残っているけど
結論として今日はとても楽しい1日であった。
夜勤明けでそのまま急いで下川中学校へ。
そしてペド氏と急いで授業の準備。
1時間目は全校生徒に
ゲル作りの流れを映像も交えながら紹介。
それは作業工程を学年別に分担するため
全体を教える必要があるのと
チームワークであることを強調する為。
しかし言葉だけではそこの部分、
認識は少々薄い受け止め方であると感じた。
後ほどそこは作業中に再度強調することになる。
1時間目の残り時間からさっそく
ゲル作りを開始!!
2時間目 1年生 3時間目 2年生 
4時間目 3年生の順。
もっとも神経を使うのが
1時間目の出だしだろうか。
しかも天窓・壁を作り上げるまでは
少数で地味にやる部分である。
しかし、拙者がぱっと教えたら
すぐ理解している生徒もいたり
全てそばでつきっきりにならないと
出来ない生徒もいたりである。
ハン(壁)と天窓をたて、
幅を計り仮止めするところで
1年生から2年生へバトンタッチ。
ここからは、生徒を輪にして
時計回りに順番に屋根棒をみんなに
さしてもらう協働作業!!
ここで同時にみんなが
勝手な作業をすると大変なのだ。
それは過去に教えて経験済み。
まわりをみてそして順を待って
作業するように注意を促し、
スムーズに作業を進めてもらった。
そしてこれまた
協働でフェルト(羊の毛)を
横につけてもらい
これも取り付け完了!!
休憩をはさんでつぎに3年生!!
ある意味いいとこどりの作業。
上のフェルト2枚をのせる。
そしてまたゲルのまわりをみんなで
輪になって囲んでもらいもらい
3つの紐を順に引っ張って結んで
完成でござる!!
時間があまったので中に
椅子やテーブルを設置して記念写真。
そして早めに終了した!!
じつは設置場所が体育館なので
雪や雨の対策などの心配はなく、
余分な工程は省け、
純粋にフェルトを中心とした
ゲル作りを体験してもらった。
その後、給食をごちそうになり帰った。
ペド氏、用務をこなすK先生をはじめ、
絶好調な校長、そして国際事業の英語の先生、
そのほか沢山の先生、お疲れ様です。
途中、町で用事を済ませてきた。
一の橋に戻り小休憩を挟んで、
夕方町へ!!
ペド氏が、沢山の時間を
費やしてくれたお礼がしたいから
夕食をごちそうしたいとのことで、
ならモレーナにしようとモレーナへ。
すると旅人が滞在しており、
彼、H氏は、なんだっけ
あの口で吹きながら弾くピアノ、
あれを持ち歩いており演奏する。
マスターの魂のギターと
H氏のピアノ演奏が重なり合い
見事なコンビネーションによる音楽を
楽しませていただいた。
とても楽しくなる演奏だ!!
演奏を聴きながら、美味しい料理を食べ
とっても満足!!こんな楽しい夕食になるとは。

ペド氏は『あなたはとても良い先生、
なぜなら生徒は騒がずに聞いていた。
そうでない先生の授業だと
生徒はとても騒がしい。』と言う。
拙者にとって、生徒・・・地域の子ども達は
大切な友であり、地域で生きる後輩である。
熱心にゲル作りに取り組んでくれた生徒に
ありがとう。と言いたい。
ゲルは数日後に解体し、一の橋に持って帰る。
そして拙者は今日も夜勤へ・・・!!
疲れたけど、でもとても良い1日であった。
ニンニン!!