おじいさんと未来へ歩む作業!!

bioregions2005-10-18

10月18日 晴れ
本日は晴れた。夜勤明けで眠いのもあるが、
天候不安定でここ2日間、牧場そのものの作業がはかどっていないので
どんどんすすめないといけないと思っていたが、
近所のおじいさん・小田原さんが拙者が一の橋に帰るのを待っていた。
小田原さんが若い人手を必要としていた。
一の橋の住民や小田原さんたちが、
移住してきた若い人を頼りにしてくれるというのは
移住当初から考えると物凄いことなのでござるよ。
やりたい作業は山ほどあるのだが、
待ってくれていたこと、数日前拙者が消防団ででかけるときも
じつは連絡があったことなどを考えると
自分のことは後回しだと思った。
それに自分の作業はおそらく
今月中には終わらないぐらいかかると思う。
そして自分が一の橋に来た意味を考える。
自分は近所がお互い頼りあって助け合って
心のゆとりを持って生活できる暮らしを目指している。
つまりあちこち忙しくしている暮らしよりも
物質的には豊かではなくてもお金にならない仕事が多くても
一の橋で地に付いて生きていける暮らしを目指しているのだ。
それを考えたとき、その土地を利用した生き方、仕事、
つまりは牧場や遊牧村という発想へつながっていくのである。
だから、今日は地域の夢のため。小田原さんとの作業を優先。
牧場やアシリの様子をみたあとすぐ手伝いに向かった。
コミュニティセンター裏のおじいさんたちの公園作りである。
小田原さんが苗を植える場所に打つ杭の位置を
糸を張って目印してある。
そこに拙者は杭を植え込むところをかなでこでつぎつぎに
穴をあけていき、小田原さんが杭をさして埋め込んでいった。
ある程度すると小田原さんは目印や残りの杭の準備にまわり、
拙者はそのまま穴をあける作業を続けていった。
みていたY川さんも、家からハンマーを持ってきて
穴をあけずに直に杭をさし、そのまま打ち込んでいった。
手荒な作業が大得意のY川さんだから
簡単に出来るということもあるが
拙者もある程度穴をあけたら穴あけをやめて
ハンマーを持って、杭の埋め込み作業に切り替えて
杭を穴にさしつつハンマーで打ち込んでいった。
穴のところを打ち込み終わったらこんどは、
拙者も直に杭を地面に叩き込んでいった。
でもいくつかは石などでうまく叩き込みづらかったので
拙者の場合は、場所によっては軽く穴を開けつつ
杭を叩き込んでいった。
Y川さんの助太刀で予定よりも早く作業を終わらすことが出来た。
小田原さんは、弁当を頼んであるからと
弁当を取りにでかけてしまった。
その間、Y川さんと世間話でもしていた。
かつてのなつかしい友人の今の暮らしぶりも耳にしたし
お互い地域の話題を話したり、
Y川さんの家族のことなども聞いたり、雑談をしていた。
すると小田原さんが戻ってきて、
小田原夫妻とY川さんと4人で弁当を食べながら
おしゃべりをしながら食事をした。
拙者の親しい家族がやっている美花夢。
拙者がときどき小田原さんに話していたのだが、
小田原さんが近くを行く用事があったので
そのまま看板を頼りに行ってみたという。
そんな話までした。
今では小田原さんやY川さんは、夢を共有したり
話題を共有しあい楽しむ仲である。
忙しくなる反面、こういう動きが生まれてくるのは
とても嬉しいことなのでござる。
さて弁当も食べ終わりY川さんと家に帰った。
それから拙者はまた23日のイベントのために
学校机と椅子をさらに少々追加で借りてきた。
よくよく考えると当日のゲストだけで10人近くになる。
つまり定員20名でも30名ぶんの準備が必要なので
そのぶん追加となったのでござる。
早々、昨晩、22日の学会フォーラムの事前準備として
拙者のダッチオーブン4個(いろんなのを4個も持っているヘンタイでござる。)を、
事務局へ預けに行った。
やはり前日前に準備STAFFと確認や打ち合わせがあったほうがいいと
思ったのでござる。
なおかつ拙者は室内料理ではなくあくまでもアウトドアな料理、
焚き火などの火加減などは研究してある程度なれているけど
室内ガスなどでの火加減などはまだまだ研究不足。
ちょっと不安なのでござるよ。
まぁ・・・ガスはぎゃくに一定の安定した火加減なので
ちょっと確認すればそのとおりに調整すればいいので
本当は楽なんだろうけど・・・。ニンニン。