嫁と一緒に新・あつい壁を観たでござるよ!!

12月15日 晴れ
夜勤明けで牧場の雪の中、
そりに荷物を乗せて歩いた。
その後、呼吸が荒くなり
喘息気味に・・・。
家へ帰ってしばし休憩。
拙者は喉もいたいし・・・
なんか風邪気味かも・・・。
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今回の嫁の夢は、
くりっとしたでっかい目の蛇を
振り回して飛ばしたらしい。
拙者も夢を観ているはずなのだが
どんな夢か思い出せない。
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今日は、結婚前から
嫁と約束していたデートの日。
ハンセン病をテーマに、
無実を訴えながら死刑になった
ハンセン病元患者をモデルにした
映画『新・あつい壁』を
嫁が、
観たがっていたので、
町内でチケットを入手し、
観に出かけたのである。
予備知識として加えると・・・
ハンセン病とは・・・
癩(らい)菌の感染によって起こる慢性伝染病で
伝染力は弱く、潜伏期間が長いため、
かつては遺伝性として誤解されたらしい。
そういった誤った認識が
多くの不幸を生み出したようだ。
主に末梢神経と皮膚が冒され、
知覚麻痺・神経痛などの症状のほか、
特異な顔つきや脱毛、
手指の変形もみられるようで、
今は有効な化学療法剤があり
直せる病気になっているようでござる。
詳しくは各々各自で調べてくだされ。
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物語としても、
真実を追究し続けていく
話の流れや、展開は、
観る人をひきつけるものがある。
映画としても見ごたえのあるものに
なっている。
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拙者は正直、常日頃、
日本人は、自分と異なるひとへの
差別意識が非常に高いと想う。
すぐみんなとあわせたがり、
個を差別する。
噂や情報に流され、
真実を確かめずに決め付ける。
拙者は、そういうところが
嫌いである。
でも、日本人は、
和や協調性があり、
助け合いの精神を持っている。
そういうところを
良い方向へ活かして欲しい。
真実を追究せずに
物事を決め付けたり
しないで欲しいと想う。
それは日々想うことである。
差別と偏見は、
今もなお日常の中で
いっぱい存在していると感じる。
我々、大人たちは、
これからの世代に、
幼い頃から、
差別と偏見を持たない
ひとに育つように
自分と違うひとの立場、気持ちを
考えられるひとに育つように
育てていくことが
大切だと想う。
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下川のひとたちは、
素晴らしい人たちが多い。
拙者には知能障害の弟がいるが
差別することなく
個として認めて接してくれる。
弟も、それが嬉しくて
下川を離れずにいるのでは
ないだろうか。
個々を認め合い、
足りない部分を補い合い、
支えあい助け合う・・・
そういう暮らしが理想。
そして自分のできることで
目指していきたい。
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久々にやってきた名寄で
買い物もして帰った。
どうやら嫁も疲れ気味、
ゆっくり休んで欲しい。
拙者は夜勤へむかったでござる!!
今日の弟は
名寄のパン屋で
職業訓練を受けていたらしく
拙者たちを店の中から
車で通り過ぎていくのを
目撃したらしい。
ニンニン。