北の国から実家を想う。

12月11日 曇り
疲れた。朝はゆっくり寝ていた。
昨日持って帰ってきた
実家のそばのパン屋のパンを食べて
それからエミューの飼育をした。
ひさしぶりである。
弟が除雪作業を行い、
拙者は餌と水をあげた。
雪の上を歩いていると体が熱くなる。
それからメールや留守電、
手紙などを確認して自宅へ戻った。
実家にいるときや友人といるときは、
ぜんぜん元気だった。
本当に元気で
落ち込んでなんかいなかったのだ。
でもなぜだろう・・・
自分の家へ戻ってきて
ひとりで静かにしていると、
悲しい気分になってきた。
なにか心のエネルギーが抜けていくような
なんかよくわからないけど悲しい。
今まで母のこと、兄弟のこと、
まわりへ気を配っていて・・・
遺族で動けるのは自分なんだから
自分がしっかりやらないとという気持ちや
日々に追われていて夢中だったからか・・・
悲しんだりつらいと
想っている暇さえなかったのかもしれない。
へんだなぁ。
悔いなんてないし、平気なはずなのに。
もともと離れ離れだったのに。
そんな気持ちになって、
きっと弟も辛いんだろうから、
弟の前では元気でいなければなぁと想った。
そして、実家に残された母は、
今頃もっともっと寂しい
想いをしているんだろうなぁと想った。
家族を想うと悲しくなった。
弟とタイラーさんたちのお土産を食べながら
チャオママからのお土産のコーヒーをおとして
飲んで、軽く夕食を食べて・・・
今日から再び夜勤へと出勤した。
ニンニン。