子どもの居場所とドラえもん

5月22日 雨
次第に天気が崩れやがて雨となった。
1日中雨である。
拙者も、妙に疲れており
しまいには頭痛まで。
うーむ・・・仮眠したのだけどなぁ。
夜勤がなければずっと眠っていたいのだが。
夕食も準備する余裕がなく
夜勤先で注文して食した。
夜勤は今日もなんだか
いろいろいそがしそうでござる。
徐々に体調を戻して頑張るでござるよ!!
ニンニン。

拙者はテレビをほとんどみない。
したがってアニメもほとんどみることはないのだが、
この前、飯食べながらたまたま
リニューアルしたアニメの『ドラえもん』をみた。
アニメをほとんどみない拙者は、
新旧それほどこだわりはないのだが、
ドラえもんの声だけ、妙に軽くなった感じで
少々インパクトが弱くなった気がする。
とはいえ、初代ドラえもんの声は、
原作者藤本さんが、ドラえもんの声そのものと
大絶賛したほどなので
その声を超えると言うのが無茶と言うのも。
で、本題なのだが、
拙者は、原作漫画のドラえもんが大好き。
単行本も長編版とともに持っている。
アニメはほとんどみないが、
漫画は大好きなのだ。
で、リニューアル版は、原作に忠実である。
主人公のび太たちから脇役まで、
キャラクターの容姿も原作に近い。
ドラえもんのアニメが好きだったひと、
そして大人達には、なじめないかもしれないが、
じつをいうと、旧作のほうは、
原作者がなくなったあと、
だんだん教養番組的な要素が
強くなっていると想う。
また、ドラえもんに対して
大人達の都合で大人達のイメージを
この作品にうえつけている部分が強いと想う。
なんというか・・・
ドラえもんは教養番組でもなんでもない。
いい事だろうが、悪いことだろうが、
のび太が望む事をなんでも叶えてくれるのだ。
常に子ども達の視点で物事を考え、
そしてその夢を叶えてくれる。
だめなことはだめ、
ためになることだけしなさいという
大人が大人の価値観を押し付ける事とは違う。
で、リニューアル版は、
大人達の理想を押し付けずに
なるべく原作のままのドラえもんを表現しようと
しているのを感じた。
拙者も子ども達と
いろんな活動の中でふれあっている。
子ども達の教育や
子どもの居場所つくりの場にもふれている。
しかし、現状は、
大人達の都合による大人達のための
子どもの居場所づくりである。
いろんなことが大人達の
価値観の押し付けである。
漫画のドラえもんは、
そうでなく、子ども達の価値観を大事にしている。
それはきっと作者が
そういうのを大事にしていたからだ。
ドラえもんを題材にしたが、
いろんな意味でそういうのを大事にして
あげたいでござるなぁ。ニンニン。