ダッチオーブン

焚き火

9月14日 曇り
下川商業高校ではインターシップが行なわれ
町内企業や商店に職業体験に学生が出向いている。
夜勤が終わると一の橋へ。
B&Bに滞在中のお客Hさんと合流。
弟・マー君も加えつつ、
今朝はエミュー飼育体験である。
その間に敷地を眺めながら作業を想定。
小峰ハウスに戻って採れた野菜と
Hさんが買ってきた食糧、そして
拙者が買ったベーコンを加えて
ダッチオーブンに入れた。
隠し味は下川トマトジュース。
愛犬アシリも同行し、遊牧村ゲルへ。
まず火を起こして、木っ端を燃やし
炭になって芯から燃えはじめたら
木の山を崩してダッチオーブンのまわりや
うえに並べてその余熱で加熱した。
直火は強すぎて短時間で焦げてしまうので
この余熱でじっくりのほうがいいのだ。
焚き火が落ち着きダッチオーブンを置いて
それからすばらく牧場で作業。
人手もいるし、冬に備えて
牧場に付けた扉を付け直した。
1時間半ほどして戻ってきて
ダッチオーブンをあけてみた。
するとちょうどいい火加減で
いい感じに仕上がっていた。
焦げ目も全くない状態である。
ただ、前に火が強かったときは焦げたので
今回、水を多く入れすぎたため
汁が薄味になってしまったが。
だいたいに火加減も水の量もだいぶ
わかってきた。
8年以上前、北海道に移住した当時は
じつは拙者は、火を起こすことすら
知らなかったのでござる。
ここに来て初体験、そしてやりながら学んだ。
また、イサホ氏が火起こし達人なので
彼の影響もある。
食事をして、その後は、
自分が栽培した紫蘇をジュースにしたものを
飲んでみたり、みんなでコーヒーを
ゲルの回りで飲んでいた。
ダッチオーブンを片付けた後は
木をさらに完全に炭になって
赤くなるまで加熱して、
その余熱に
肌寒い外で温まりながら
しばしばくつろいだ。
そこらへんを鹿が歩いていた。
夕方になり、片付けて
拙者はHさんを連れてモレーナへ。
拙者は客をここに連れて行くのが定番。
しかしまたもや偶然が!!
大阪の知人・興部の知人と
以前も偶然モレーナに再会。
それを同じパターンで偶然再会してしまった。
なんという縁であろうか・・・。
しかも知人の食品を沢山、
Hさんに勧めて食べてもらっていたので
それも奇遇である。
以前、モレーナでエミューダンスを
踊っていたことがあり、
そのときそこの客で
声をかけてくれたおじさんが
今日も偶然来ていた。
さらに拙者が良く知っているおじさんが
やっている民宿に東京から来て泊まっているという
旅人ともそこで出会った。
とまぁ、なぜだか異様に
盛り上がった夕食となった。
それから拙者は五味温泉へ。
Hさんも五味温泉に宿泊する。ニンニン。