紐で草を吹っ飛ばす気分

アシリさん

9月4日 晴れ
晴れだが肌寒く感じる。
アシリを昨夜から夜中は
家に入れるようにしている。
他の吠えている犬に反応して吠えるのだ。
とくに拙者が夜勤にいっているとき。
拙者の家は近所もいるのでそれを配慮してそうした。
たぶん、狐か猫か鹿も影響していると思われる。
なぜなら側に猫がいるし、
今日久々に側で鹿に会った。
やはり夕方は民家を歩いているのだ。
今日は草刈ブラシカッターの歯をはずして
紐のを取り付けてみた。
砂利道の草などを刈るためにかってきたのだ。
さっそく神社前の公園広場で刈っていると
本州から道内へ移住してきた若夫婦が歩いていた。
本当は一の橋の道をきかれたのだが、
その方のパンフレットに拙者も載っているので、
立ち話になった。
押田さんなど町で生き生きとしている方とも
触れ合ったらしく町で頑張るひとたちの話にもなり、
それで自分も移住してきたという話になり
一の橋の土地のことになり、
一の橋に住むのもいいなぁという話になり
物件を話し、そんじゃ実際に見に行くかという話になり
いってみると持ち主が滞在中だったので紹介し、
そんなこんなの急展開に。
陶芸をやっておられるつつぶちさんと話をした。
若夫婦は次の目的地へむかったが
拙者は残っていろいろ話をした。
遊牧村の桜公園他、
いろいろ進んでいない様子を心配してくれていた。
前にも書いたが若者は先の展開がなかなか見えてこなくても
じっくり目標に向かって時間をかけてやっていけるけど
高齢の方は、先のことを急ぐのである。
なにかをするときに先が見えてこないと不安なのだ。
だから安心して高齢者が夢をたくせるように
拙者は活動の場であるその土地(空間)を維持して
展開していける姿勢を示すことで
安心して高齢の方も夢を追うことができるように
していく必要もあると感じている。
なんせほとんどのひとは
80にもなろうというひとなので。
でもお金もない、人手もない中で場を作っていくには
根気も時間も必要。そんな中でやれることを地道に進めていくしかない。
日が暮れて、拙者は作業していた場所まで戻って
すばらく草刈をしていた。見えなくなるまで。
しかし、紐のほうが危ないかも。
地面ごと草を吹っ飛ばせるところがいいが。
草やごみなどの断片があたりに飛び散るので体に浴びることになる。
つまり作業服や防止など防具が必要なんだなぁ。本当は。
今日も夜勤である。ニンニン。