いざ弟と心身障害相談所へ・・・!!

bioregions2005-01-24

1月24日 
朝、夜勤から戻り飼育作業を済ませて、
準備を整えて、いざ、弟を連れて札幌へむかった。
名寄からJRに乗って札幌へ向かう。
電車好きの弟は、目的そっちのけで電車を楽しむ。
夕方4時。札幌へ到着。
そこには、
就職活動を向かえている学生さんが
待っていてくれていた。
もともと下川で何度か会って
お知り合いである先生の生徒さんで、
かつて五味温泉で出会い、温泉の周りの楽しみ方や
地域の楽しみ方や様子を話してあげ、
翌日はエミュー牧場でも話をしたことがあり、
今回再会した学生さんは、自分や一の橋での活動に特に魅かれて
積極的に話しかけてきた生徒さんなのだ。
温泉で夜も徹夜で拙者の漫画を読んでいたのも覚えている。
その後もメールをくれて、何度かメールでのやり取りをし、
機会があれば会って直接話してみようと思っていた。
その学生である友人Aさんは、超難関大学の生徒だが、
3年生で就職活動が始まっている。
しかしやりたいことや自分のこれからの道が見出せずにいて、
また知らない世界へ飛び込むのが怖くて立ち往生し、
わけもわからないまま、
なんとなく就職活動に追われていた。
だからこそ、自分の生きる道をみつけ、
それに向かって生きている拙者のようなひとに
憧れを抱くようだ。
正直、拙者は意味もなく就職活動する事に
理解を苦しむ。仕事をするのには、
なにか目標や目的があるはずである。
やりたい仕事だったり、
何かをするためにお金が必要だったり・・・
なにかのステップのためのはずだ。
それらがないのに就職活動とは・・・。
拙者は、生きる道を見出せないその生徒に
自分の生き方を通して、
自分に素直に自分が生きたいと思う生き方を
目指せるように・・・
あとで後悔のない生き方ができるように
なにかを伝えればと思った。
弟と相談所へ行く前に
どのみち夕食をとっていかねばならず
その時間を有効に利用して
その学生さんに会うことにしたのだ。
現地での段取りはその学生・Aさんが
積極的に進めてくれたので
すべておまかせした。
まず拙者の好物・かつどん、
特上かつどんを食べた。
とはいえ、話しに夢中でじっくりと
味わなかったかも。
お土産をプレゼントしたら喜んでくれた。
そしていろいろな雑談を話した。
お互いの今やっていることとか
面白い話題や体験だとを話した。
夜景を眺める場所へ案内してくれた。
それはJRタワータワースリーエイト(T38)という
展望台だ。38Fまで一気に上って
そこから札幌やその周辺の景色を一望できるのだ。
石狩湾や富良野の山まで一望出来るらしい。
吹雪であったため、ドリンクのサービスがついた。
しばらくすると天候も良くなり
遠くの景色まで見渡せるようになった。
鉄道はまるで模型をみているよう。
そして東西南北、多様な夜景が楽しめる。
ネオンだらけの都会的光景。
雪のほのかな光もまじった
札幌の可愛らしいメルヘンチックな夜景風景・・・
この展望台には喫茶店があり、
そこで静かに話しを楽しむ。
生き方について話した。
やらないで後悔するよりも、
むしろ失敗や挫折する生き方の方がいい。
どうしたらいいか、答えは行動しなければわからない。
やらないでわかることなんてない。
どこまで自分が目指していく道へ近づけれるか・・・
それを達成することが大事なのではない。
本能のままに、自分の直感を信じ、
後悔のないように生きろ…そんな感じの話しだ。
ちなみにお約束の子孫繁栄・本能の底力を、
動物的観点から話をした。
そして拙者が最近自分でも思うことで・・・
賢くなることがいいとは限らない。
バカでいられることがいいことがある。
最近、知識が抱負になり経験も積み、
自分がいろいろ考えれるようになり、
しかしそのために失われてしまったものがある。
行動する前に考えてしまうようになったり
昔のようにおもむくままに行動できなくなった
部分もある・・・。そんな話もした。
時間がたち…円山公園駅へと足を運ぶ。
そして一の橋でそのうち実践をすることを
約束し、拙者は弟とバスへ乗り込む。
そして相談所へとむかった。
相談所はけっこう山奥にあった。
吹雪の中を歩いていった。
そうそう、拙者は相談所の場所を調べてこなかった。
Aさんは、大丈夫なんですか?
小峰さんのことだからまさかとは思ったので
現地まで調べようと思ったのですが・・・」と
心配そう。
でも拙者は言った・・・。
「目指す道が、はっきりしていれば、
 迷ったり道を見失ったとしても
 そこがはっきりしていれば、
 絶対いつかはたどり着く。
 それは人生だって同じだ!!
 自分は下調べなしでよく出かけるが、
 迷ってもそこへたどり着けなかったことは
 1度もなかった!!」
にょほー!うまく話がまとまった。
Aさんはこのたとえ非常に理解できた様子。
早く自分の生き方を見つけて欲しい。
夜中の10時・・・当然相談所は閉鎖されていたが
夜警の方にいれてもらって、
係の方の案内で泊まる部屋へ連れて行って
いただいた・・・。
消灯時間がすぎており、
ボイラーも泊まっていたが、
しばらくくつろいで夜中の12時に
弟と布団を敷いて休んだ。ニンニン。