量産社会よりもこだわり社会へ・・・

1月5日 晴れ
雪はやんだ。夜勤から一の橋へ戻って除雪。
そして納品物を発送するため郵便局へ。
それから弟とも合流し、
エミューの敷地の除雪を午後まで行った。
明日は帯広へエミュー関係の仕事で行く予定。
それとは直接関係があるわけではないが
久々にエミューつながりのひとに電話。
極寒の地での産卵や繁殖は
オーストリッチ(ダチョウ)の世界も
エミューの世界でも苦労している模様で
やめていく農場も後を立たないとか。
もともと採算のあう世界ならば、
とっくに普及している。
量産社会では割のあわない産業も、
自分達のライフスタイルであれば成り立つ。
今までの価値観ではできないことへの挑戦なのだ。
我々の牧場は基盤をこつこつ積み上げていき
確実に起動に乗りつつある。
他の農場が輸入品の販売を手がけているが、
拙者たちはすべて自分達の
飼育したエミューを使って
肉やオイルを販売している。
おそらく現在も
国内産エミューの肉とオイルの商品は、
他にはないのではないだろうか?
量産では採算のあわないエミューだからこそ
個々の個性を活かし、
今までにない可能性を生み出せる。
「物」の価値観を見直したとき、
きっとこのような生き方が活かされる時代が来る。
再び冷え込みが激しくなり
重い雪も粉雪に変わった。
そして拙者は夜勤へいくのであった。ニンニン。