泥んこまみれになろうでござるよ!!

7月11日 霧雨・小雨
一の橋の天気は相変わらず良くない。
夜勤明け、エミューの飼育を済ませた。
ちなみに弟は体調を崩していた。
★ :
午後、下川町のキッズスクールの手伝い。
ただ手伝うだけなので
内心面倒なときもあるが、
活動の中で、
なにかと児童たちと関わる部分もあり、
現状を知ることが必要なので
今は、可能な限り手伝うことで
関わりを持つようにしているのである。
今日は室内遊びで
座布団とりや、座布団抜きなどの遊び。
コーディネーターが
なかなか上手にやっている。

★:
その後、児童たちが遊んでくれというので、
片付け・後始末のあと、
約束どおり、児童クラブで遊んだ。
順々にマットに飛ばしてあげたり、
ごっこ(しかも拙者ひとりで全員相手)、
などなどをして、へとへとでござる。
もともと汗っかきだが、
汗をたらすと汚いとうるさい。
まぁ、拙者も子どもの頃は
同じ反応をしただろうけどね。
とはいえ、服を汚したくないとか、
かなり潔癖になっていることは言える。
かつて一の橋の子どもたちは
一緒に遊んで汗かいて
裸になっていて忘れた下着を
洗ってわざわざ学校で干してくれて
とっておいてくれた。
外でどろんこになって遊んだり
エミューの堆肥にまみれて
楽しんだりしたものだ。
(一応、親には
 服汚しますから、と
 あらかじめ電話はしているけどね。)
拙者は、今の子どもたちを観ると
かなり心配なんだよね・・・。
小さい頃の環境というのは大事。
どろこんこ、汗まみれで
運動したり、作業したり、
そういう環境で育つことが大切だと想う。
そしてそういう楽しさを
学んで欲しいと想う。
そして親はそういう機会を
いっぱい作ってあげるべきである。
本当はそういうことを
いっぱい体験させて
あげたいのである。
★ :
そんな拙者だが、
じつは小さな頃は
奇麗好きで少し、
潔癖な部分もあったかもなぁ。
意外かもしれないが。
それはおそらく母親が
神経質すぎて、
その影響があったと思う。
回し飲みは、病気が移るとか、
どこどこを触ったらきたないとか。
でも知識を身につけるとともに
神経質さはなくなってきた。
さらに自然の中で戯れているうちに
泥まみれの植物をそのまま
食べちゃうぐらい野性的になった。
拙者の場合は極端だが、
環境はひとを
変えるのかもしれない。

★ :
一の橋へ帰り、
その後、近所のおじいちゃんに
借りていた入れ物を返しにいった。
いや、郵便物も出そうと想ったが、
近所の郵便ポストが消えていた。
なくなっちゃった!!
ま、それはともかく
近所におじゃまし、
夕食をたべながら話をしていた。

★ :
話の話題は、
ずいぶん前に拙者が投げかけた
内容に関係があった。
何年も前に、一の橋の魅了を
探索していて、研究をしているうちに
蛍の生息の可能性を突き止め、
蛍がいる可能性のある場をつきとめた。
そして夜に行ってみると
本当に居た・・・!!
その後、一の橋の児童や
活動仲間たちとともに
再び探検したりしたものである。
そしてその周辺には
まだまだいろんなものが
生息している!!
つまり天然のビオトープである!!
人が少ないがゆえに
1度は破壊しかけた
自然が戻りながら
バランスを保っている。
一の橋の環境整備をしている際に
住民にもそのことについて
呼びかけ、手付かずの自然を
保存することを呼びかけたが、
なかなか関心を
持ってくれなかった。
しかしながら近年、
地域おこしで人工的に
ビオトープなどを作ったりする
事例が多々ある。
そういった事例に感化された
ある住民がその価値に気付いてくれた。
そしてそれを聞いた近所のおじいさんも
それを保存していくことの大切さを
理解し、その魅力に興味を持って
保存にむけて対策をとろうと
言い出してくれている。
★ :
自然環境は、手を加えると
あっというまに、
保たれなくなる!!
保存するために手を加えるとなると、
かなり細かな専門知識が必要となってくる。
ただ自然に詳しいだけではだめだ。
そこに住む生物の生態や環境、
細々と正確に知識があり、
それに対処できる知識が必要。
専門家でさえ、過去間違った知識を持っていて
自然をかえって崩壊させた事例も
いっぱいあるだけに
慎重でなくてはならない。
拙者は闇雲に、遊牧村(富士桜公園)を、
あの場所に配置して
整備しているわけではない。
一の橋周辺の環境や位置関係を
配慮してイメージして
いるわけなのでして。
★ :
そして、こんな素晴らしい一の橋の魅力を
訪れた子どもたちに伝えていきたい。
そう想いながら現在実践中!!
別に泥まみれにならなくても
自然の楽しさを学ぶことで
必要なことは自然が教えてくれるはず!!
それが思い出となり、
また成長して
次の世代へ伝えていくだろう。
さて、今日も夜勤でござるよ!!
ニンニン!!