弟の下川のお店体験第2弾の巻

弟のお店体験

4月18日 晴れ
夜勤中、大量の汗がでた。具合も悪い。
発熱のようだ・・・。風邪か?
そういえば夜勤先でかなり流行っていたな。
牧場の作業を終わらせ
薬を飲んで夕方までねた。
今日はある意味大事な日なのだ。
弟のお店体験第2弾である!!
そのために夜勤まで休んでしまった。
夜早めに町へ行き、
矢内菓子舗で打ち合わせ!!
ついでにお菓子の打ち合わせまでした。
閉店時間になり一旦レジをしめていただき
それから再びOPEN!!
夜8時・・・弟のお店体験のスタートである。
知能障害である弟が店員となり
接客をおこなう!!
お店の方にそばについてもらい
指導・サポートしてもらいながら進めていった。
来客は、すべて自分が声をかけた友人。
親しい友人に趣旨を理解していただき
ボランティアとして、
お客として買い物していただき
弟が、会計をし、レジをやって
パンを袋に詰めてお渡しする。
もともと動きの遅い弟である。
しかも慣れていないので、
すべてやると相当時間がかかる!!
普通のお店では、お客に相当迷惑をかけるであろう。
お店も成り立たなくなる。
だから、通常時間ではなく閉店後なのである。
またお互いのメリットがあることが大切。
買い物をしていただくことで
お店も若干収益があるし、
また、今回からサービスも加え
お客さんにもメリットをつけた。
そしてなによりも、社会になかなか出れない
障害のある人を、社会へ出て行けるように
育ててあげる場を作れることが
本人にとってもだが
地域にとっても、1番の大きなメリットである。
お客・お店の意志がかわっていけば
お店は雇用や物を売るだけの場ではなく
ひとを育てていく場へと変わっていく。
協力してくれた友人、
そしてお店の方に、心が震えてくるような
感動と暖かさを感じるのである。
とても嬉しい。
今は、弟のためにやっている!!
しかしこれをきっちりとした事例として
形を組み立てていき、
最終的には、地域の活動へ
つなげていくことが、
応援してくださった方々への恩返しだと
想う!!そうなるように積み重ねていきたい!!
レジを習いたい、というのは
弟の長年の夢でした!!
しかし、お金を扱う場の責任の大きさを知っているので
そこは説得しながら我慢させてきました。
しかしこうやって実現できたことは
弟にとって、とても大きな経験だったと想います。
素晴らしい機会をいただいたことに
感謝です・・・!!
その後、弟と家へ帰って飯を食べ
風邪薬を飲んで寝たでござるよ!!
ちなみに拙者は、町をよくしていく、改善していくというのは
日常の小さな積み重ねとつながりだと思っています。
それをこつこつ積み重ねていくことが
やがて大きな動きをも生み出すのだと思っています。
ニンニン。