下川中学校で全学年連続授業。

5月17日 雨のち曇り
天気はやや悪く寒いが、今日は室内でいろいろ忙しいので
ま、いいか。朝、牧場をみてからすぐに準備。
下川中学校へとむかった。
今日は中学校3時間目に2年生、4時間目に3年生。
5時間目に1年生という全学年ぶっ通しで
授業を行ったのだ。国際理解を得るためのS国際という授業らしく
AETのガリアたちが行っている授業だ。
本来は昨年やる予定でじつは2年前のモンゴル授業をもとに
追加作成したいくつかのVTRと小道具を使っての授業だ。
モンゴルの話をしてモンゴルに興味を持ってもらうとともに
モンゴルの都市部から田舎の暮らしの流れをみて
「暮らし」「生き方」というものを感じてもらえばと思った。
ということで冒頭では、モンゴルの話の前に、
勉強する意味→生きるため→生きるのに必要なこと→
日常の中の知恵・経験→働くことで勉強する意味を学ぶ。
暮らしの豊かさ→「物の豊かさ」と「心の豊かさ」
これを話したからといってどれだけわかるかはわからないが
拙者は、ただのほほんとみるだけでなく何かを感じて欲しいので
あえてそれを話した。そしてVTRでは、北部の地域との交流を始め、
都市部から田舎までの流れの映像、
それとモンゴルでの学校の様子を一部利用。
下川の子供にむけたビデオレターをみせた。
それと民族衣装やモンゴル語、紙幣なども出しながら雑談をした。
とはいえ、雑談だけというのは非常に短い時間であり
質問などを受けながらのお答えとなった。
あるときは、トイレネタあり。学年によってはさらに下ネタまで。
途中、給食もはさんだ。質問の多さは1年生がダントツ。
あと中には、質問は質問でも、拙者の質問まで。
下の名前まで聞いてくれました。
じつは今回の授業の目標には、
冬季のアイスキャンドルの
ゲルの組み立てに参加してもらうという計画があり
それはAETや担当者との話し合いなので
学校側の都合はわからないが、
実体験してもらい、
アイスキャンドルミュージアムのパーク会場にも
参加してもらうという壮大?な目標もあるのだ。
今回は初歩編である。
夕方、戻ると新しく注文したデジカメが届いた。
疲れ果てて家で少しだけ休むと
牧場に来たら、すでに美英のM井さんと
あと移住する青年2名が同行して来ていた。
イサホ氏も熱く語っていた。
そして拙者はその後夜勤へとむかった。ニンニン。