ついにオイル商品・受け取り!!

12月21日 吹雪
昼から打ち合わせのため興部へ。
ついに完成したエミューオイル製品を回収。
それといろんな話し合いを進めた。
路面は大変すべるので危険である。
帰る頃は吹雪いてきた。
雪もかなりの量である。
興部町西興部村へ行くほどひどくなった。
西興部の師匠の家へ餌を運んだ。
夕食をごちそうになった。
それから一の橋へ向かうが、
吹雪と積雪の量はさらに増していった。
当たり一面道がなくなるぐらい吹雪いている。
荷物をおろしてすぐさまこんどは夜勤へむかった。
上り坂は雪がさらにひどく
車に降りかかってくるので大変だった。
なんとか夜勤先へ到着。ニンニン。

★おまけ★
「ボーダーコリーとエミュー牧場」
牧場に「ノンノ」という名の拙者の先輩がいる。拙者も叶わないほど食いしん坊?
彼女は牧羊犬で名高いボーダーコリーである。
ボーダーコリーの先祖は、8〜11世紀にユーラシア大陸の少数部族とともに、
トナカイなどの野生動物を追いながら、ユーラシア全域へと広がっていた。
その中でもヨーロッパ方面へと向かった部族達の間では、
野生動物や家畜の移動や管理に優れていた事で珍重されていた。
現在では牧羊犬として大変優れており
「キング・オブ・ザ・シープ・ドック」と呼ばれているのでおじゃった。
ノンノは滝川畜産試験場の牧羊犬の間でできちゃった四匹の子の一匹で、
しかも見た目がボーダーコリーぽくなく全身ほぼ真っ黒、
今井氏が仔犬を引き取りに行ったのは希望者の中で最後だった。
予想通りに残っていた仔犬を引き取りエミュー犬としての使命を与え、
アイヌ語で「花」という意味を持つ「ノンノ」と名付けた。
ノンノは動物を追うボーダーコリーの優れた本能をしっかり受け継いでいる。
今井氏はボーダーコリーを追い求めているうちにエミューと出会った。
つまりこのボーダーコリーの能力を最大限に活用することができる環境を
作り上げることが、エミュー牧場の起源だったりするのだ。
しかもひょんなことから下川町内でオスのボーダーコリーを飼っている向井さんと出会った。犬の名前はダンクといい、ノンノとお見合いした後、2匹の間に子供が生まれた。
最初に生まれたノンノそっくりの仔犬(メス)は拙者が引き取り「アシリ」と名づけた。
そしてもう一匹ダンクそっくりの仔犬(メス)を今井氏が引き取り「シャイアン」と名づけた。アシリはずる賢くおてんば。シャイアンは大人しく臆病。
この姉妹、嫉妬深く上下関係が今になってもはっきりしないためか…本気で喧嘩する。
エミュー牧場では、モンゴル北部中央シベリア大地最南部の
トナカイ遊牧民とも交流している。
そこで出会う犬たちは、自分自身で考えて行動し、
人間と共生しながら北方の地でたくましく生きている。
ボーダーコリーはその本能を強く引き継いでいる。
運命なのか?巡り巡ってボーダーコリーの起源の地へたどり着いたのだ。ニンニン。